学び

遠くから近くへ

ヨガクラスなどでよく見かける胡坐の姿勢。

実は、苦手な方や出来ない方が多いんです。

特に太ももが床から離れてしまって安定しない,,という方が多いのですが

安定した胡坐の姿勢をとるためにどこをゆるめていくのが良いと思いますか?

股関節も正解ですが

実は背中の筋肉なんです。

背中の筋肉が硬くなっていると、上半身と下半身をつなぐ筋肉が引っ張られて

股関節も十分にゆるめにくくなってしまいます。

まず背中の筋肉をゆるめるために胸骨(胸の骨)を立ち上がらせて

背中の筋肉にゆとりをもたせてゆるめていきます。

そうすると、あら不思議

股関節に触ってもいないのに、股関節周りがゆるまり自然と足が床に付きやすくなります。

遠くから近くへ。

痛みや不調の原因は、症状がでているところだけではなく

実は離れたところにあったりします。

その原因を探して遠くから、ひとつひとつ順番にゆるめていく。

関係のないようなことでも

そうすることが不調を解決する近道だったりします。

何かイライラする事が起きたとき

その『事』ではなく、自分の受け止め方や考え方などもっと他に原因がある事があります。

そこを解決することで、同じような出来事が起きても

何にも動じない、強くしなやかな心を育てることができます。

自分の心も身体も、いつからでも変えられます**